輸入時の失敗体験 ~その1~

CFS

弊社が取り扱った輸入の失敗体験を記載します。

輸入者さんは初めての輸入で知らないことばかりでした。

中国の取引先や弊社での打ち合わせは終了

船も決まり国内の配送スケジュールもばっちり

そんな時に落とし穴が潜んでいました・・・

これも密輸なの!!?

話はちょっと飛びますが皆さん密輸の定義はご存知ですか?

密輸とは武器やアノ粉を輸入することではありません。

秘密裏に貨物を輸出入することです。

厳密に言えば服と家具を輸入するのに服しか輸入申告しなかった場合はっきり言って密輸です。(もちろん検査等で家具を申告していないと言うことが判明しても刑務所に行くことはありませんが・・・)

細かく言えば実は密輸という話はけっこう多いです。

中国・アジアのフォワーダー ミラマートレーディング

輸出者の好意がとんでもないことに

話を戻しますがその輸入者は中国から衣類を輸入しました。

そこに輸出者のプレゼントで現地のカップ麺が入っていました。

もちろん輸入者は知らないので衣類ということで輸入申告します。

税関検査となり「これはなんだ」と言うことになりました。

申告外物品である上にご存知のように食品には

厚生省への届出が必要です。

カップ麺のような食品はメーカーの成分表や

製造工程表が必要になります。

こんな場合でそんな物用意できるはずが無いので

廃棄処分になります。

廃棄処分に関しては別途ブログを書きますが

簡単にゴミ箱へ捨てて終了とはいきません。

しかるべき方法で廃棄することになります。

デマレージ

悪意がなくとも間違った申告は時間と余分なコストの原因になります

結局輸入許可をもらうまで理由書の提出、

書類の訂正、廃棄処分等で丸2日余分に

かかることになりました。

廃棄処分には費用もかかります。

輸入者さんには関係ないことなのかもしれませんが

裏で通関業者は「確認しなかったのか」と税関職員に怒られています。

このようなことがないように輸出者への

連絡は徹底的にすることをお勧めします。

輸出者を教えていただければ弊社の

現地代理店からそのようなアドバイスも可能です。

輸入に関して不安なことがありましたら是非弊社をご利用ください。

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