中国向けECいわゆる越境ECの
現状を見に上海へ行ってきました。
訪日中国人の「爆買い」や
テレビやネットで取り上げられることが
非常に多くなった「越境EC」
日本製品の輸出をお考えの方も非常に多いようです。
2014年の日本からの越境EC購入額は
約6064億円!
2018年までには1兆円を超えると言われています。
これに乗らない手はない!
と、言っても現状が気になるところです。
越境ECの仕組み
一般貿易と越境ECの違い
一般貿易では通常下記のような形で消費者に販売されます
①A国メーカー → ②A国輸出会社 → ③B国輸入業者 → ④B国卸業者 → ⑤B国小売 → ⑥B国消費者
これが越境ECになると。。
①A国メーカー → 越境EC → ②B国消費者
こうなります。
ちょっと端折りすぎですが、こんなイメージです!
上海の保税区を利用する場合
まずはここの保税区に輸出品が保管されます。
保税区というのはその名の通り保税状態のまま保管しておく施設です。
もちろん日本にもあります。
保税状態というのは輸入通関をしていな状態の貨物を指します。
ですので、勝手に持ち出すと密輸になります。
越境ECの場合、一旦こちらに保税状態のまま保管しておいて
ECで売れると都度、個人輸入の形で出荷されます。
ここがポイントです!!
どの国でも同じですが、
一般貿易の場合、化粧品や食品の輸入は非常にハードルが
高くなります。
検査、認証を受けるまでに半年~1年かかることもざらにあります。
ところが、越境ECの場合ではあくまで個人使用目的の為の輸入ですので
ハードルがぐっと下がります。
今まで不可能と思われていたことが可能になりそうです。
(個人向けだかといって何でも輸入できるわけじゃないですよ!)
跨境通のリアルショップ
いきなり「何て読むねん!」となりそうですが、
「クアジントン」と読みます。
上海市政府および中国税関が主導となって進める個人輸入インターネット通販に関する制度
です。
ここには多くの外国製品が並んでいます。
健康食品や美容に関する商品が多いようです。
見覚えのある商品も多数並んでいました。
スマホでこのコードを読み取ると販売ページへ
リンクされます!
便利!
今がチャンスです!
まだまだ制度面でも確立されていない部分もありそうですが、
流れに乗れたら13億人を相手に商売することが可能です!
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