「中国から商品を輸入することになったけど、
まずどうすればいいですか?」
というご質問をお受けすることが多々あります。
お助け便では初めて貿易をされるお客様にも
出来るだけ分かりやすく説明し、ご一緒に
お仕事を進めさせて頂いております。
今回は中国メーカー等との取引決定後の流れを
ご説明いたします。
1.貿易条件の決定
商品の輸入が決まれば輸出者側と
責任範囲を決めることになります。
その際用いるのが「インコタームズ」と呼ばれる
貿易取引における国際的なルールです。
貿易条件のルールが国によって解釈が違うとトラブルに
なるので1936年に国際商業会議所が制定しました。
という固い説明になると、何だか難しそうに聞こえますが、
簡単にいうと輸出者と輸入者の間で
「どっちがどこまで払うか」ということです。
お助け便を利用する場合の主な貿易条件は
(もちろん他の貿易条件での手配も可能です)
日本側で輸送手配する条件をオススメします!
C&Fなどの条件で輸出者側での輸送手配になりますと、
輸送業者が分からない為にタイムリーな輸送状況が見えにくい
ことがあります。
また、輸送コストをインボイス価格に乗せることになるので
実際のコストが分からなくなります。
こういった理由でお助け便ではFOBやEX-WORKS
といった条件をオススメしております。
2.輸送の流れ
貿易条件も決まり、商品代金の支払いなども
クリアできれば、実際に日本まで運ぶことになります。
お助け便のサービスをご利用される場合の流れをご説明します。
1輸出者様のご担当者とご連絡先をお伝えください
弊社中国代理店が、輸出者側のご担当者さまへコンタクトを
とります。
そこで出荷日をお聞きし、最適なルートとスケジュール
の船(飛行機)を予約(booking)します。
お助け便ではこの時点で、お客様に輸送スケジュールおよび
予想される納品日をお伝えしております。
納品予想日を出来るだけ早くお客様にお伝え
することによって、その後のお客様のスケジュールも
早めに決めることが可能になります。
入出港の遅れや税関検査でズレが生じることも
ありますが、そういった際も随時お伝えしております。
この続きは次回で。。。