船便は難しくない!便利な海上混載便(LCL)を詳しく解説

本記事は、船便を利用するメリットを海上輸送の説明を交えてわかりやすく解説します。

早速ですが、輸入貨物の物量が増えてきたときに多くの輸入者様がぶつかる壁はなんだと思いますか?

それは「輸送方法の見直し」です。

物量が増えているにも係わらず、船便は難しそうというイメージが先行してしまい、切り替えに踏み切れない輸入者様は多くいらっしゃいます。

「中国輸入お助け便」は、これまでに多くのお客さまのお悩みを船便の提案によって解決して参りました。この経験を踏まえて丁寧にお伝えできればと思います。

目次

・海上コンテナ輸送とは

・混載便(LCL)とは

・船便のメリット・デメリット

・よくある質問【Q&A】

・お見積りのポイント

海上コンテナ輸送とは

船便あるいは海上輸送など呼び方はさまざまですが、その名の通り船で貨物を運びます。

なかでも最も一般的なものはコンテナ船で、私たちの身の回りにある物品のほとんどがコンテナ船によって運ばれています。

コンテナ船は「定期航路」で運航されていますので、毎週○曜日に○○港に入港し○曜日に出港といったスケジュールが決まっています。

例えば「中国輸入お助け便」は中国~日本の航路で運航される船便を利用したサービスを提供しております。

混載便(LCL)とは

コンテナ輸送には2タイプあり、コンテナ1本をまるっと利用するFCL(Full Container Load)と複数の貨物を一本のコンテナに混載するLCL(Less than Container Load)があります。

例えばEMS等の小口輸送からの船便への切り替えの場合、混載便(LCL)への変更が一般的です。

「コンテナ1本を使うほどの物量はないけれどEMSや航空便ではコストが高い…」そんな時に混載便の利用をおすすめさせていただきます。

混載便は私ども「中国輸入お助け便」のように国際物流の専門会社だからこそ提供できるコスパの良い船便サービスになります。

船便のメリット・デメリット

船便のメリットはやはりコストにあります。大きな物量の貨物の輸送費を低く抑えることができます。

デメリットとしては、やはり航空輸送(AIR)に比べてリードタイムが長くかかることです。ただ、この点は商品の生産・出荷スケジュールを調整し、船便の予定を立てておくといった事前準備によってカバーできる部分かと思います。

よくある質問【Q&A】

Q.いろいろな諸費用が発生して高くなるのでは?

A.港湾施設の利用料など諸費用は発生しますが、それを加味してもコストメリットがある場合のみ、船便を提案させていただきます。

お見積り時には諸費用もご提示いたしますのでご安心ください。

Q.輸送スケジュールを把握するのが難しいのでは?

A.コンテナ船は運航スケジュールが決まっています。日本への入港スケジュールをもとに国内の陸路の輸送手配を行いますので、あらかじめスケジュールの目途を立てることは可能です。ただし、国際物流は天候不良等の影響を受けやすく遅延が生じることがありますので、その場合は都度スケジュールを調整しお客さまにお知らせします。

Q.どのくらいの物量になったら船便を検討するべきか?

A.一般的に貨物の総サイズが1M3(1エムスリー)を超える場合には船便のコストメリットがあると言われています。

1M3とは下図のように1m×1m×1mの大きさのことを言います。

物量が増えてきた場合には「中国輸入お助け便」にぜひご相談ください。貨物の詳細をご教示いただき最適な輸送方法をご提案いたします。

お見積りのワンポイント

国際輸送のリードタイムは、物量や出荷時期等によって変動しますので、おおまかな予定が判明した時点でご相談いただきますと、状況に沿った輸送スケジュールのご案内が可能です。

また、お問い合わせいただく際は、貨物の種類や物量などの詳しい情報をご教示いただけますとより適切なコストの算出やアドバイスをご提供できるかと思います。

株式会社ミラマートレーディングが提供する「中国輸入お助け便」は日本各地の主要港におきまして、迅速かつ丁寧なサービスを提供しております。

お困りのことやご不明な点がありましたら、中国輸入のプロが対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせは こちら よりお願いいたします。

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