ソフトビニールケースの輸入事例を紹介|汕頭から大阪への輸送

この記事は汕頭(中国)からソフトビニールケースを輸入した事例をご紹介します。

さて、ソフトビニールケースは主に事務用品のコーナーで見かけますが、よく旅行用品としても使われており、とても汎用性の高い商品ですよね。

お取引はある程度まとまった物量になると思いますので、本記事でご紹介するようにコンテナ混載便がコストの面で良いと考えます。

詳しい事例の後にポイントを解説しますので、ご参考になれば幸いです。

目次

・事例を詳しく紹介
・輸入のポイント解説
・お見積りのワンポイント

事例を詳しく紹介

汕頭市内の工場から出荷された貨物は広州経由にてトラックで上海港に搬入され、輸出通関の後に、コンテナ混載貨物として船積みされました。

事例を詳しく見てみましょう。

■ 積み地:上海港
■ 揚げ地:大阪港
■ 輸送形態:海上輸送(コンテナ混載便)
■ 輸入品:PVCケース
■ 梱包形態:カートン
■ 物量:50カートン
■ 貿易条件:FOB
■ 税番の分類:39.23
 →「プラスチック製の運搬用又は包装用の製品及び~以下省略」に該当
■ 税番:3923.29-000
 →「その他のプラスチック製のもの」に該当
■ 関税率:3.9%(WTO協定税率)
■ 税関検査:あり(X線検査)

輸入のポイント解説

1)輸送方法について

50カートンとまとまった量の貨物の場合、コンテナ混載便による輸送が最も安いと言えるでしょう。

仮に50カートン未満のもっと少ない物量であっても、コンテナ混載便は利用可能です。

私ども「中国輸入お助け便」は物量や納期を考慮して、最適な輸送方法をご提案します。

2)税関検査について

この貨物は輸入通関時に税関の指示によりX線検査を受けました。

税関検査は税関の判断による指示や、あるいはランダムに抽出されて実施されます。

今回行われたX線検査は、主に輸入禁止品が混入していないか等の確認が行われるものとなります。

貨物は問題なく検査を終え、輸入許可が下りた翌日にトラック混載便にて大阪府内のご指定場所へお届けしました。

お見積りのワンポイント

国際輸送のリードタイムは、物量や出荷時期等によって変動しますので、おおまかな予定が判明した時点でご相談いただきますと、状況に沿った輸送スケジュールのご案内が可能です。

また、輸入通関においては材質や用途によって細分化された税番を正確に申告する必要があるため、お問い合わせいただく際は商品に関する詳しい情報をご教示いただけますと、より適切なコストの算出やアドバイスをご提供できるかと思います。

例えば、商品の写真や材質など記載されたパンフレットなどの資料をいただけるとスムーズかと思います。

株式会社ミラマートレーディングの「中国輸入お助け便」は大阪を拠点に、日本全国の主要港において迅速かつ丁寧なサービスを提供しています。

経験豊富なスタッフが対応しますので、中国輸入についてお困りのことやご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

ビニールケースをはじめプラスチック製品などの雑貨の輸入に関するお問い合わせは こちら よりお願いします。

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