メガネケースの輸入の事例を紹介|広州から大阪への輸送

この記事は、中国からメガネケースを輸入した事例を紹介します。

昨今はPC用メガネの登場により、メガネケースが活躍する場面が増えたのではないでしょうか。

さまざまな材質やデザインがあり、豊富な選択肢から自分の好みに合ったものを選ぶことができますね。

さて、輸入の内容を詳しく紹介した後にポイントを解説していきます。

目次

事例を詳しく紹介
輸入のポイント解説
お見積りのワンポイント

事例を詳しく紹介

貨物は、広州郊外の工場からトラックにて深圳港に搬入されました。深圳港にて輸出通関の後にコンテナ混載貨物として船積みされました。

事例を詳しく見ていきましょう。

■ 積み地:深圳港
■ 揚げ地:大阪港
■ 輸送形態:海上混載輸送
■ 輸入品:めがねケース
■ 梱包形態:カートン
■ 物量:17カートン
■ 貿易条件:FOB
■ 税番の分類:42.02
 →「旅行用バッグ、~ 省略 ~ 眼鏡用ケース、双眼鏡用ケース ~以下省略」に該当
■ 税番:4202.92-000
 →「外面がプラスチックシート製又は紡織用繊維製のもの」に該当
■ 関税率:8%(WTO協定税率)
■ 税関検査:あり(X線検査、改品検査)

※画像はイメージです

輸入のポイント解説

1)輸送方法について

17カートンですから、クーリエ等で輸送しますとコストが高くなってしまいます。

コンテナ1本に満たない物量の場合は、海上混載輸送(LCL)が費用面でメリットがあると言えるでしょう。

あらかじめスケジュールを調整し、十分な納期を確保して手配を進めていきましょう。

私ども「中国輸入お助け便」は納期の目途を立てていいただけるよう、大まかなスケジュールをお伝えするとともに、天候不良等によってスケジュールに影響が出る場合には随時お知らせするなどフォローアップの体制を万全にしています。

2)税関検査について

輸入通関においてはX線検査や改品検査といった税関による検査が実施される場合があります。

X線検査は主に禁止品等が混入していないか等の確認が行われ、改品検査はカートンを開封し輸入書類と内容品が一致していることの確認が行われます。

税関検査は税関の判断によって個別に指示を受ける場合や、ランダムに抽出されて実施されるものがあり、拒否することはできないことになっています。

貨物は問題なく検査を終えて、輸入許可の翌日に岡山県のご指定場所にお届けしました。

お見積りのワンポイント

国際輸送のリードタイムは、物量や出荷時期等によって変動しますので、おおまかな予定が判明した時点でご相談いただきますと、状況に沿った輸送スケジュールのご案内が可能です。

また、メガネケースなどの雑貨は材質等によって税番が細分化されますので、お問い合わせいただく際は商品に関する詳しい情報をご教示いただけますと、より適切なコストの算出やアドバイスをご提供できるかと思います。

株式会社ミラマートレーディングの「中国輸入お助け便」は大阪を拠点に、日本全国の主要港において迅速かつ丁寧なサービスを提供しています。

経験豊富なスタッフが対応しますので、中国輸入についてお困りのことやご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

メガネケースをはじめ雑貨等の輸入に関するお問い合わせは こちら よりお願いします。

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