プロが提案する輸送方法の見直し-中国からの輸入事例(ソックス)

通常EMSは少量の荷物の輸送に適していますが、物量が増えるにつれてEMSではサイズ制限やコストの面で不都合が生じてしまい、大きな課題に直面することがあるのではないでしょうか?

そこで、本格的に船便等の国際輸送サービスの利用を検討するも、次に待っているのは国際物流のハードルの高さなのではないかと思います。

今回ご紹介する事例においても、お客さまはご不安を抱えるなかお問い合わせをいただきました。

本記事では、輸送方法の変更に至る経緯や、取扱商品の事例を詳しくご紹介いたします。

目次

  • 輸送手段の変更の決め手
  • 靴下の輸入-詳しい事例
  • お見積りのワンポイント
  • お問い合わせ

輸送手段の決め手

ご相談いただいたのはネット通販サイトを運営するオーナー様で、物量増加に伴って、輸送方法の切り替えを検討なさっていたました。

もともとはEMSで輸入をしていたところ、ビジネスが軌道に乗るにつれて物量が増加し、EMSでは対応しきれないと考えられるようになったそうです。

そこで船便での輸入を検討されたそうですが、何しろ「右も左もわからない」状況のなか、とてもお困りのご様子で、相談に際しても大変ご不安をお持ちだったそうです。

そこで私どもの方で、手続きや今後の流れについて1から順にご説明いたしました。

打ち合わせをするなかで「中国輸入お助け便」を利用することによって、物流がスムーズになることはもちろん、納期を把握できるようなる上に、コストダウンを実現できることも判明いたしました。

これらのことが決め手となって、輸送方法をEMSから「中国輸入お助け便」の海上輸送へ変更することとなりました。

お客さまは打ち合わせ(カウンセリング)の内容に満足されたご様子で、同時に安心されたようでした。

靴下の輸入-詳しい事例

さて、本ご依頼の物流や貨物の事例をさらに詳しくご紹介いたします。

積み地:上海港

揚げ地:大阪港

輸送形態:混載(LCL)

輸入品:ソックス(靴下類)

梱包:カートン

物量:24カートン

貿易条件:FOB
税番の大分類:61.15

→ パンティストッキング、タイツ、ストッキング、ソックスその他の靴下類

税番:6115.96-000

 →大分類からさらに細分され「合成繊維製のもの」に該当しました

関税率:6.6%(WTO協定税率が適用されます)

【ポイント解説】

貨物は上海近郊の工場から出荷され、上海港にて船積みされました。

本件の物量は、混載輸送(LCL)が適しています。

カートン数が多い場合には、パレット積みが推奨されますが、今回はバラ積みで対応可能でした。

お見積りのワンポイント

国際輸送の納期は、物量や出荷時期等によって左右されますので、それらの目途が立った段階でご相談いただけますと、輸送スケジュールが立てやすくなります。

また、アパレル商品の税番は、商品自体はもちろん縫製や素材によって非常に細分化されていますので、詳しいプランが定まってからご相談いただきますと、より適切なコストの算出やアドバイスをご提供できるかと思います。

お問い合わせ

「中国輸入お助け便」はベテランのスタッフが対応いたしますので、ご不明な点がありましたら1つ1つ一緒に解決して参ります。

中国からの輸入をご検討の際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせは こちら よりお願いいたします。

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