クーリエとも呼ばれる国際宅配便を『もっとお得に』ご利用いただける可能性があります。
今回はそんな国際宅配便のコストダウンの事例をご紹介いたします。
また、併せて傘の取り扱いに関連する国内法令の参考情報も載せています。
目次
・事例を詳しく紹介
・輸入のポイント解説
・コストの差はなぜ生まれる?
・傘の参考情報
・お見積りのワンポイント
事例を詳しく紹介
本ご依頼の背景ですが、ネット通販ショップを運営されるオーナー様より輸送コストを抑えたいとのご相談をいただきました。
それまでも国際宅配便を利用されていたそうで、あまり期待をせずにダメ元でご連絡をくださったそうです。
ところが、弊社にてお見積り金額を算出してみますと大幅なコストダウンをできることが判明いたしました!
同じように国際宅配便を利用しているようでも、実は「ワケ」あってコストに差が生じてしまいます。この点もしっかりと解説して参ります。
それでは、まずは今回の事例について詳しく見ていきましょう。
集荷地域:広州市内
配達地域:大阪府
輸送形態:国際宅配便(クーリエ)
輸入品: 折り畳み傘
梱包形態: カートン
物量: 5カートン
貿易条件: EXW
税番の分類:66.01
→ 「傘(つえ兼用傘、ビーチパラソルその他これらに類するものを含む。)」に該当
税番:6601.91
→ 「折畳み式のもの」に該当
関税率: 4.3%(WTO協定税率)
輸入のポイント解説
今回は5カートンと少ない物量ですので国際宅配便の利用が適しています。
物量が増えた場合には、航空輸送(宅配便でない)あるいは海上輸送(LCL)を検討すると良いでしょう。
「中国輸入お助け便」は、コストや納期のご希望に合わせて最適な方法を提案させていただきます。
コストの差はなぜ生まれる?
同じように国際宅配便を利用しているのに、なぜコストの差が生じるのでしょうか。
ポイントはやはり『物量』です。
弊社は国際物流専門の会社ですので、まとまった量の貨物を集めて国際宅配便を手配することが可能です。
お客さまにて個別で依頼するよりも物量は多くなりますので、貨物当たりのコストが下がるという仕組みです。
これがすなわち「ボリュームディスカウント」です!
こういった物流サービスにおける仕組みを上手に活用することで、コストダウンを実現することが可能となります。
本件ではお客さまに大変お喜びいただき、その後も継続して弊社にて手配させていただくこととなりました。
傘の参考情報
折り畳み傘は、家庭用品表示法において「洋傘」に定義されており、表示の規定があります。(※)
販売においては国内法令に適した表示をする必要がありますので、あらかじめ確認しておかれると良いでしょう。
※参考情報:消費者庁等のWEBサイトに詳しい情報が公開されています。
お見積りのワンポイント
国際輸送のリードタイムは、物量や出荷時期等によって変動しますので、おおまかな予定が判明した時点でご相談いただきますと、状況に沿った輸送スケジュールのご案内が可能です。
また、お取り扱い物品の詳細な情報をご教示いただけますと、より適切なコストの算出やアドバイスをご提供できるかと思います。
株式会社ミラマートレーディングが提供する「中国輸入お助け便」は日本各地の主要港におきまして、迅速かつ丁寧なサービスを提供しております。
お困りのことやご不明な点がありましたら、中国輸入のプロが対応いたしますのでお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせは こちら よりお願いいたします。