ドレスの輸入事例を紹介|中国輸入お助け便を利用して杭州(中国)から東京へ

アパレル品の取扱い実績が豊富な「中国輸入お助け便」ですが、今回ご紹介するのはドレスの輸入事例です。

ドレスは普段着と異なり、購入のほかレンタルの選択肢もありますので、それぞれのシーンに合わせた形で着用されていますね。

さて、そんなドレスですが、この記事では国内法令に係る参考情報も紹介します。

目次

・事例を詳しく紹介

・輸入のポイント解説

・国内法令の参考情報

・お見積りのワンポイント

事例を詳しく紹介

杭州市内の工場から出荷された貨物はトラックにて上海港に搬入され、コンテナ混載貨物として船積みされました。

積み地:上海港

揚げ地:大阪港

輸送形態:海上混載便(LCL)

輸入品:女性用ドレス

梱包形態:カートン

物量:34カートン

貿易条件:FOB

税番の分類:61.04

→ 「女子用のスーツ、アンサンブル、ジャケット、ブレザー、ドレス~以下省略」に該当

税番:6104.43-000

→ 「ドレス」で「合成繊維製のもの」に該当

関税率:10.9%

税関検査:あり(改品検査)

輸入のポイント解説

1)輸送方法について

コンテナ1本に満たない貨物の場合、一般的に最もお得な輸送方法は海上混載便(LCL)と言えます。今回は納期的にも問題はなかったため混載便にて輸送しました。

輸送コストを抑えるには、あらかじめ輸送スケジュールの見通しを立てて、混載便を活用するのが良いでしょう。

お客様からよくご相談いただく内容として「船便はリードタイムがわかりにくそう」というお声を聞きますが、基本的には運航スケジュールが決まっていますので、貨物の出荷時期がわかり次第ご相談いただけましたら、輸送スケジュールをご案内することは可能です。

国際物流ですので天候不良等によって遅延が生じることもありますが、その場合は都度お知らせしますので、ご安心いただければと思います。

2)税関検査について

輸入通関においては、税関の指示によって検査を受ける場合があります。

この輸入で行われた「改品検査」は、カートンを開封して目視で実物の確認が行われます。

貨物は問題なく検査を終えて、輸入許可の翌日にトラックチャーター便にて東京のご指定場所へお届けしました。

国内法令の参考情報

家庭用品品質表示法において「ドレス及びホームドレス」に定義されるものは通常ワンピースといわれるもので、品質表示に係る規定があります。(※)

国内販売においては法令に準拠する必要がありますので、不明点等は事前に確認されると良いでしょう。

※消費者庁等のWEBサイトに詳しい情報が公開されています。

お見積りのワンポイント

国際輸送のリードタイムは、物量や出荷時期等によって変動しますので、おおまかな予定が判明した時点でご相談いただきますと、状況に沿った輸送スケジュールのご案内が可能です。

また、ドレスをはじめとしたアパレル品は素材、縫製等によって税番が細分化されていますので、お問い合わせいただく際は商品に関する詳しい情報をご教示いただけますと、より適切なコストの算出やアドバイスをご提供できるかと思います。

株式会社ミラマートレーディングの「中国輸入お助け便」は大阪を拠点に、日本全国の主要港において迅速かつ丁寧なサービスを提供しています。

経験豊富なスタッフが対応しますので、中国輸入についてお困りのことやご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

ドレス等のアパレル品の輸入に関するお問い合わせはこちらよりお願いします。

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