アウトドアレジャーで人気を誇る釣りは、日本のレジャー産業を支えているとも言えるでしょう。
レジャー白書によりますと、釣り人口はキャンプ等の人気を抑えて依然としてアウトドアレジャーの中で1位となっているそうです。
今回はそんな釣り具をフェリー船で「早く」かつ「安く」輸入した事例をご紹介します。
目次
・事例を詳しく紹介
・輸入のポイント解説
・最適な輸送方法を検討するために
・お見積りのワンポイント
事例を詳しく紹介
上海近郊の工場から出荷された貨物は、トラックにて上海港に搬入されました。
事例を詳しく確認していきましょう。
積み地:上海港
揚げ地:大阪港
輸送形態:フェリー船(コンテナ混載)
輸入品:釣り用リール
梱包形態:カートン
物量:5カートン
貿易条件:FOB
税番の分類:95.07
→ 「釣りざお、釣針その他の魚釣用具及びたも網、捕虫網その他これらに類する~以下省略」に該当
税番:9507.30-000
→ 「釣り用リール」に該当
関税率:3.2%(WTO協定税率)
税関検査:あり(改品検査)
輸入のポイント解説
1)輸送方法とコストについて
納期をお急ぎとのことでコンテナ船ではなく、フェリー船の利用をご提案しました。フェリー船はコンテナ船よりも早く、それでいて航空便よりも安く輸送できますので、無事にお客様のご要望にお応えすることができました!
大阪港で輸入した貨物は、輸入許可の翌日にトラックの混載便にて和歌山県のご指定場所へお届けしました。
2)改品検査について
輸入通関においては税関より検査の指示を受けることがあります。
改品検査は、主に申告内容と貨物が一致していることを確認するため、カートンを開封し中身の検査を受けます。
本貨物は検査後、問題なく輸入許可が下りました。
最適な輸送方法を検討するために
納期と費用の兼ね合いの中でさまざまな選択肢の中から最適な輸送方法を提案することは、私ども「中国輸入お助け便」の勤めであり、得意とするところでもあります。
今回は納期の都合上フェリー船を利用しましたが、日本に到着する輸入貨物のほとんどがコンテナ船を利用して運ばれて来ています。
一方で、輸入に慣れていないお客様にとって船便のハードルが高いこともまた事実です。
私ども「中国輸入お助け便」はお客様の疑問に1つ1つお答えし、透明性のあるお見積りをお出ししていますので、お問い合わせの際はどうぞご安心いただければと思います。
ご参考までに『船便は難しくない!便利な海上混載便(LCL)を詳しく解説』もご参照ください。
お見積りのワンポイント
国際輸送のリードタイムは、物量や出荷時期等によって変動しますので、おおまかな予定が判明した時点でご相談いただきますと、状況に沿った輸送スケジュールのご案内が可能です。
また、商品の正確な税番を把握するために、お問い合わせいただく際は商品に関する詳しい情報をご教示いただけますと、より適切なコストの算出やアドバイスをご提供できるかと思います。
株式会社ミラマートレーディングの「中国輸入お助け便」は大阪を拠点に、日本全国の主要港において迅速かつ丁寧なサービスを提供しています。
経験豊富なスタッフが対応しますので、中国輸入についてお困りのことやご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
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