自動車用パーツの輸入事例|コンテナ混載貨物にすれば輸送費は下がる

今回は自動車用パーツの輸入事例を紹介しますね

パーツの輸入もなさっているんですね!

おかげさまで多種多様なアイテムのご依頼をいただいています!
この事例では輸送方法を見直したことで輸送コストを抑えることに成功しましたので、その経緯もお伝えしたいと思います

詳しく教えてください!

目次

・事例を詳しく紹介
・輸入のポイント解説
・お見積りのワンポイント

事例を詳しく紹介

それでは輸入の内容を見ていきましょう!

広州近郊の工場より貨物をピックアップして蛇口港へ搬入し、輸出通関の後にコンテナ混載貨物として船に搭載しました。

以下は輸入の概要です。

積み地:蛇口港
揚げ地:東京港
輸送形態:海上混載輸送(LCL)
輸入品:自動車用パーツ
梱包形態:カートン(段ボールのこと)
物量:7カートン(段ボールで7箱です)
貿易条件:FOB
税番:8708.29-000
関税率:FREE

輸入のポイント解説

1) 輸送について

この度お問い合わせいただくまではEMSをご利用されていたそうです

今回は7カートンですよね、さすがにEMSでは割に合わないような気がしますね

そうなんです。お客様ご自身も物量が増えてEMSではかえって高くなるのでは?と思われたようで私どもにご相談いただきました。
お見積りをしたところ海上混載輸送(LCL)にすればコストを削減できることがわかりました

それは素晴らしいですね!聞いてみるものですね

混載輸送の留意点としては、リードタイム(輸送期間)がEMSや国際宅配便よりも長くかかることです

あらかじめリードタイムを考慮した輸入のスケジュールを立てる必要があるということですね!

まさにおっしゃるとおりです!

2) 輸送方法を見直すタイミングとは

輸送方法を見直すタイミングはやはり物量が増えてきたときと言えるでしょう

例えば物量が増えてくるとどんなパターンの輸送が考えられますか?

まずは少量の貨物でしたらEMSよりも国際宅配便の方がコストも手間も減らせる可能性がありますね。
さらに物量が増えてきた場合には、今回のように海上混載輸送(LCL)にコストメリットが出てくる可能性が高いです

LCLを検討するのはどのタイミングでしょうか?

一概には言えませんが、目安として、貨物のサイズが1M3(エムスリー)を超えると海上輸送にメリットが出てくる可能性があります。

えっと、1M3というのはどういう意味でしょうか?

失礼しました。縦横高さが各1mのサイズのことを物流業界では1M3と表現することがあります

参考記事「最適な国際輸送を選択するために知っておくべきこと|エムスリーとは?」もご覧ください。

お見積りのワンポイント

早速ですが、1M3に満たないものの、それに近い物量の貨物があるので輸送方法のアドバイスとお見積りをもらえませんか?

もちろんです!貨物の引き取り場所や納品場所のほかに、サイズや重量等をお教えください。
他にもいくつかお見積りの際のポイントがありますのでお伝えさせていただきますね

国際輸送は出荷時期や天候等によって納期に影響が出ることがありますので、出荷の目途が立った段階でご相談いただくと大まかな納期をお伝えすることが可能です。

商品に関する詳しい情報をご教示いただけますと、より具体的なお見積りやアドバイスをご提供できるかと思います。
例として、商品カタログなど素材や用途がわかるものがあるとよりスムーズかと思います。

経験豊富なスタッフがお話しをお伺いしますので、中国からの輸入に関するお困りごとやご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください!

株式会社ミラマートレーディングが提供する「中国輸入お助け便」は大阪を拠点に、日本全国の主要港において迅速かつ丁寧に対応しております。

中国からの輸入に関するお問い合わせはこちらよりお願いします。

Pocket