商品サンプルのINVOICE(インボイス)の書き方と国際宅配便の活用方法を解説

本格的に商品を輸入販売する前に、商品サンプルを確認するステップがあるかと思います。
今回は、無償で提供される商品サンプルを輸入する場合のインボイスの書き方について解説します。
さらに、速くて確実な国際宅配便を安く利用する方法もご紹介します!

目次

・インボイスに記載する金額
・書類の書き方
・速く確実に輸入する方法
・お見積りのワンポイント

インボイスに記載する金額

インボイスには、輸入する商品が本来持っている「価値」を正しい金額で記載することが求められます。
具体的には、無償提供されるサンプル品であっても、税関への輸入申告において「0円」で申告することはできません。
なぜなら、無償で提供されるものであっても、その商品を製造するには必ずコストがかかっていて、それらが商品の価値つまりは価格を構成していると考えられるからです。
商品の価格を構成するものは、例えば人件費、原材料、包装、梱包、輸送費、利益等の項目があげられます。
輸入申告にあたっては上記のような価格構成に基づいて、適正な金額を申告する必要があります。

書類の書き方

無償サンプルの場合は、そのことがわかるようにインボイス上に明記すると良いでしょう。
例えば「NO COMMERCIAL VALUE」や「No Commercial Value for Customs Clearance Purpose Only」といった文言は一般的に使われています。
Descriptionの欄や合計金額の下など、誰でも一目見てわかるような場所に記載するのがポイントです。
▼参考画像

速く確実に輸送する方法

一般的にサンプルの輸入は最もリーズナブルなEMSか、もしくは速くて確実性の高いサービスとしてクーリエと呼ばれている国際宅配便が使われているかと思います。
何を優先するかにもよりますが、速くて確実な輸送をご希望の場合は、国際宅配便が良いでしょう。
ただし、国際宅配便はお客様が個別で利用しますと、それなりの単価になってしまいますので、よりお得に国際宅配便を利用するためにサードパーティー事業者のご利用をご検討されると良いのではないかと考えます。
国際宅配便のサードパーティーとは私ども【中国輸入お助け便】のように、お客様に代わって国際宅配便の手配を一手に引き受けるサービスになります。
どうしてお得になるかというと、私どもは国際物流を専門としているため、まとまった物量を取り扱うことにより貨物当たりの単価を下げることが可能となるからです。
これがボリュームディスカウントと呼ばれるもので、国際物流に携わる私どもの強みと言えます!
関連記事「広州(中国)から輸入事例【傘】 - 国際宅配便の利便性をもっとお得に!」もご参考ください。

本格的に輸入を始めるなら

さて、サンプルの確認が済み、本格的なお取引に移行した場合には、物量によっては船便など他の輸送方法を提案させていただくことが可能です。
【中国輸入お助け便】はサンプルの手配から商品の輸入まで、物量や納期に見合う適切な輸送方法を提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。
船便については、関連記事「船便は難しくない!便利な海上混載便(LCL)を詳しく解説」にてご紹介しています。

お見積りのワンポイント

国際宅配便の料金は重量とサイズによって算出されますので、お見積りをご希望の際は梱包後のサイズと重量をお知らせください。尚、先におおまかな料金を把握した場合には、その旨をお申し付けください。

また、お問い合わせいただく際は商品に関する詳しい情報をご教示いただけますと、より適切なコストの算出やアドバイスをご提供できるかと思います。

株式会社ミラマートレーディングの「中国輸入お助け便」は大阪を拠点に、日本全国の主要港において迅速かつ丁寧なサービスを提供しています。
経験豊富なスタッフが対応しますので、中国輸入についてお困りのことやご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。
サンプルや商品の輸入に関するお問い合わせは こちら よりお願いします。

Pocket