船便によるバッグの輸入事例を紹介|深圳(中国)~大阪港への輸送

この記事は海上輸送を利用したバッグの輸入事例を詳しく紹介します。

今回は物量の増加により輸送方法の見直しをご検討されていたお客様からお問い合わせをいただき、船便をご提案したことでコストダウンに成功しました!

現在EMSやクーリエをご利用されていて、海上輸送への切り替えをご検討中の方はぜひこの記事をご参考ください。

目次

・事例を詳しく紹介
・輸入のポイント解説
・国内法令の参考情報
・お見積りのワンポイント

事例を詳しく紹介

深圳郊外の工場を出た貨物は蛇口港に搬入され、輸出通関の後にコンテナ混載貨物として船積みされました。

■ 積み地:蛇口港(深圳)
■ 揚げ地:大阪港
■ 輸送形態:海上混載輸送(LCL)
■ 輸入品:女性用バッグ
■ 梱包形態:カートン
■ 物量:12カートン
■ 貿易条件:FOB
■ 税番の分類:42.02
 → 「旅行用バッグ、断熱加工された飲食料用バッグ、化粧用バッグ、
    リュックサック、ハンドバッグ~以下省略」に該当
■ 税番:4202.92-000
 → 「外面がプラスチックシート製又は紡織用繊維製のもの」に該当
■ 関税率:8%(WTO協定税率)

輸入のポイント解説

1)輸送方法について

コンテナ1本に満たない物量の場合、最もお得な輸送方法は海上混載輸送(LCL)と言えるでしょう。
今回は納期にも問題がなかかっため、LCLで輸送しました。

私ども「中国輸入お助け便」は納期と費用の兼ね合いの中で、最適な輸送方法を提案していますので、お気軽にご相談ください。

2)コストダウンの経緯

以前はEMSで輸入していたそうですが、物量が増えたため船便を検討する中で弊社にお問い合わせをいただきました。

船便はスケジュールがわかりにくく難しそうというイメージを持っておられたそうですが、ご質問に1つずつお答えし、懸念事項を解消した上で船便による手配を進めました。

これにより、コストダウンに成功し大変お喜びいただきました。

海上混載便については「船便は難しくない!便利な海上混載便(LCL)を詳しく解説」の記事もご参考ください!

国内法令の参考情報

1)家庭用品品質表示法が定義する「かばん」は革製品に限定されており、今回の貨物は該当していませんでした。(※1)

2)ブランド品の並行輸入は一定の条件を満たすことで権利の侵害にはならないとされていますが、国内の総代理店の対応次第になりますので、この点を留意しておかれる必要があるでしょう。(※2)

尚、不明点等は輸入を始める前にあらかじめ確認しておかれると良いでしょう。

※1 参考情報:消費者庁等のWEBサイトに詳しい情報が公開されています。
※2 参考情報:ジェトロ等のWEBサイトに一般的な情報が公開されています。

お見積りのワンポイント

国際輸送のリードタイムは、物量や出荷時期等によって変動しますので、おおまかな予定が判明した時点でご相談いただきますと、状況に沿った輸送スケジュールのご案内が可能です。

また、バッグをはじめ服飾小物等は素材、縫製等によって税番が細分化されますので、お問い合わせいただく際は商品に関する詳しい情報をご教示いただけますと、より適切なコストの算出やアドバイスをご提供できるかと思います。

株式会社ミラマートレーディングの「中国輸入お助け便」は大阪を拠点に、日本全国の主要港において迅速かつ丁寧なサービスを提供しています。

経験豊富なスタッフが対応しますので、中国輸入についてお困りのことやご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

バッグの輸入に関するお問い合わせはこちらよりお願いします。

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