靴などの履物の輸入について徹底解説します|中国からの輸入

この記事は中国から靴などの履物の輸入をご検討されている方に向けて、輸入に係る関税率の仕組みや留意点等について詳しく解説します。

目次

・靴の関税率を教えて!
・輸入における留意事項
・適切な輸入申告のために
・革靴の関税割当制度について
・お見積りのワンポイント

靴の関税率を教えて!

結論から申し上げると、「靴」という情報のみでは、税番を特定することができず関税率をお答えすることが困難です。

なぜなら、靴などの履物は種類や材質、用途によって税番が細分化されており、税番を特定し関税率を確認するためには詳細な情報が必要となるからです。

おおむね、種類および甲材、底材が分かれば分類が可能であることが多いのですが、さらに写真等があればよりはっきりと特定できるかと思います。

ただし、特殊な用途の場合は分類が変わってきますので注意が必要です。

例えば、整形外科用の履物は医療用品になりますし、スケートを取り付けたスケート靴はスポーツ用品に分類されます。

輸入における留意事項

これは私どもの体感的な話になりますが、靴などの履物は、それ以外の貨物に比べて輸入時に税関検査の指示を受けることが多いという印象を持っています。

背景には、靴底等に麻薬等を隠して輸入しようとしたケースを税関が取り締まってきた実績があるからだと考えます。

初めての場合や、その後数回の輸入においては、税関検査を受けることを念頭に置いておかれると良いでしょう。

また、税関検査は違法薬物の摘発のみでなく、申告内容と貨物が一致していることの確認も受けますので、仮に材質が異なること等の指摘を受けた場合には申告内容を訂正する必要があり、輸入許可まで時間がかかるため納期にも影響が出てしまいます。

このような事態を避けるためには、正しい税番で申告することが肝要となります。

適切な輸入申告のために

私ども「中国輸入お助け便」に事前にお問い合わせいただけましたら、万が一分類が難しい場合には、事前に税関に問い合わせて税番を特定し、関税率を確認することが可能です。

これにより、正しい税番で申告を行うことで輸入申告もスムーズに進めていくことができます。

靴や履物の取り扱いは難しいと感じられるかもしれませんが、我々がしっかりとサポートしますので、お気軽にご相談ください。

革靴の関税割当制度について

革靴や皮革製品の輸入には関税割当制度(通称カンワリ)と言われる制度があり、割当てを受けた輸入者に対して低い税率が適用されます。

ただし、割当てを受けるには要件や所定の手続きが定められています。

関税割当制度については「中国から革靴の輸入をご検討中の方へ|関税割当制度を解説」の記事をご参考いただければと思います。

関税割当制度に関するご相談についても、私ども「中国輸入お助け便」にお任せください。

お見積りのワンポイント

国際輸送のリードタイムは、物量や出荷時期等によって変動しますので、おおまかな予定が判明した時点でご相談いただきますと、状況に沿った輸送スケジュールのご案内が可能です。

また、重ねてのお願いになりますが、靴や履物の輸入についてお問い合わせいただく際は商品に関する詳しい情報をご教示いただけますとより適切なコストの算出やアドバイスをご提供できるかと思います。

株式会社ミラマートレーディングの「中国輸入お助け便」は大阪を拠点に、日本全国の主要港において迅速かつ丁寧なサービスを提供しています。

経験豊富なスタッフが対応しますので、中国輸入についてお困りのことやご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください。

靴や履物の輸入に関するお問い合わせは こちら よりお願いします。

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