工業用革手袋の輸入事例を紹介|FCLを活用して大阪港へ輸送しました

今回はFCL(エフシーエル)で工業用革手袋を輸入した事例を紹介したいと思います

FCLはたしか混載ではなく、コンテナ1本をまるっと使うのですよね?

さようでございます!
コンテナ輸送の種類に関する解説も交えてお話ししていきたいと思います

目次

事例を詳しく紹介
輸入のポイント解説
お見積りのワンポイント

事例を詳しく紹介

まずは輸入の内容を紹介しますね!

天津新港にコンテナを搬入し、輸出通関の後に船積みされました。

以下は輸入の概要です。

積み地:天津新港
揚げ地:大阪港
輸送形態:海上輸送(FCL)
輸入品:工業用革手袋
梱包形態:カートン(段ボールのこと)
物量:300カートン(段ボールで300箱です)
税番:4203.29-200
関税率:10%

輸入のポイント解説

1) 輸送について

300カートン(箱)と物量が多いので、FCLを手配いたしました

すごく数が多いですね!段ボールをそのまま詰め込むのですか?

はい、さようでございます。納入先を仮に倉庫だとしたら、あらかじめ搬入日とカートン数を伝えて荷受の体制を整えてもらうなどの対応が必要かと思います

たしかにこの物量だと、倉庫側が荷受できない日もあるかもしれませんね。この辺りはコミュニケーションを取って連携を図る必要がありそうです

他にもFCLの事例がありますので、よろしければ「靴下の輸入実績を紹介|FCLやドレーといった用語も解説します!」の記事もご参考ください。

2)海上コンテナ輸送の種類について

海上コンテナ輸送には2つのタイプがあります

今回のFCLと、あともう1つはLCLですね!

おっしゃるとおりです!今回のようにコンテナ1本に満たない物量でも船便のコストメリットを享受できるのがLCL(エルシーエル)と言われる混載輸送です

現在航空輸送をしているのですが、貨物が増えてきてそろそろLCLにしようかと考えています

目安として、貨物全体サイズが1M3(1エムスリー)を超えると船便を活用するメリットがあると言われています。ただ、重量などその他の条件によるので、物量が増えてきた段階で一度ご相談いただくとよろしいかと思います

ちなみに、1M3とはなんでしたっけ?

失礼しました!縦・横・高さがそれぞれ1mの貨物サイズのことを表しています

詳しくは「最適な国際輸送を選択するために知っておくべきこと|エムスリーとは?」の記事もご参考ください。

お見積りのワンポイント

早速ですが、お見積りをお願いできますか?

承知いたしました!貨物のサイズや重量等をお教えください。
他にもいくつかお見積りの際のポイントがありますのでお伝えさせていただきますね

国際輸送は出荷時期や天候等によって納期に影響が出ることがありますので、出荷の目途が立った段階でご相談いただくと大まかな納期をお伝えすることが可能です。

商品に関する詳しい情報をご教示いただけますと、より具体的なお見積りやアドバイスをご提供できるかと思います。

商品カタログなど素材や用途がわかるものがあるとよりスムーズかと思います。

経験豊富なスタッフがお話しをお伺いしますので、中国からの輸入に関するお困りごとやご不明な点がありましたら、お気軽にご相談ください!

株式会社ミラマートレーディングの「中国輸入お助け便」は大阪を拠点に、日本全国の主要港において迅速かつ丁寧なサービスを提供しています。

中国からの輸入に関するお問い合わせはこちらよりお願いします。

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